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Teclast F5 レビュー： 2018年夏時点で、私的に最高にコスパの11インチ中華ラップトップ

　ネットブックというジャンルを開拓したEeePCの華々しい登場以来、国内外問わず、様々な格安・高コスパPCが登場しては消えてしてきました。
かつては遊びにしか使えませんでしたが、製造メーカーが台湾から深圳を中心とした中国へと移り変わる中で、いつのまにか実用的な性能に達しつつあります。

今回紹介するのもそうした高コスパPCのうちの1台、中国 Teclast社の新製品である、「Teclast F5」です。

購入段階から製品詳細まで順にみていきたいと思います。

ご注意：
本レビュー製品はGearbest社を通して中国メーカーから購入した個人輸入品です。
国内製品では考えられないコスパの良さですが、トラブル時のリスクは自分で負う必要があります。

例）
・商品トラブル等が発生した場合、最悪、英語や中国語での対応を覚悟する必要がある。
・購入店の製品仕入れの都合で、発注数がまとまるまで商品到着が遅れることがある。
・そもそも製品部品自体や組み立て工程で発生する不良品率がそれなりにある。
　e.t.c

また、分解時に無線LANユニットが技適通過品であることは確認しています。
ただし、PC全体として国内の技適を通っているわけではありません。
国内利用時にトラブルが発生した場合、自己責任でご利用頂く必要があることにはご留意ください。

基本スペック

項目	スペック
OS	Windows 10 Homeマルチランゲージ
GPU	Intel N41001.10～2.4GHz (Gemini Lake/4コア/4スレッド)
CPU	Intel UHD Graphics 600 GPU (700MHz)
メモリ	DDR4 8GB
保存容量	128GB SSD換装可
ディスプレイ	11.6型/IPS/OGS/1920x1080
タッチパネル	スタイラスペン入力対応
解像度	1920×1080(1080P/FHD)
サイズ	27.40 x 18.80 x 1.20 cm
重量	980g公表値
製品重量：	1.0810 kg
Wi-Fi	802.11b/g/n/ac2.4GHz/5.0GHz
	BT4.2 ?
OUTPUT	USB Type-Cx1、USB2.0 Micro-Bx1、microHDMIx1、microSDx1、3.5mmオーディオジャックx1
カメラ	1.0MPix
形状	Yogaスタイル

公式情報ではこんな感じです。

特徴の要約

解りやすく特徴を要約すると、メリットは下記

• オフィス作業やYoutubeでのフルHD再生位は余裕でキビキビ動くCPU。
• IEとChromeの両ブラウザを開いて両方でタブを30枚開いても大丈夫なメモリ。
• 高速に動作し、かつある程度余裕のある記憶領域。
• フルHD表示可能なIPSディスプレイ。
  （ただし、サイズ的にかなり字が小さくなります。）
• USB Type-Cをフルサポート。高速通信、充電、HDML出力何れもOK。
• Yogaスタイルでキーボードを回せばタブレット形式でも使用可能。
  独自形式スタイラスとはいえ筆圧感知でお絵かきも可能。
• ボディはアルミボディの上、重量は1Kg前後。お値段以上の筐体クオリティ。

逆にデメリットは

• バッテリーの持ちがいまいち(公式で約3時間)
• 本体にUSB Type-Aコネクタが全く無い。
  (付属ケーブルから1口は引き出せます)

といった感じになりますね。

これで気になる価格は36,953円(2018年8月30日現在)の割安感。

ではこれから、現物の入手から性能詳細、使い勝手を検証していきます。

各ページへのリンク

1. 購入から到着まで
2. 開封と入出力端子について
3. 本体起動と主要操作
4. 本機右側面に潜む4つの謎
5. 動作速度の比較と各種ベンチマーク