Teclast F5 レビュー:動作速度の比較と各種ベンチマーク

忙しい人の為の結論

情報まとめ
  • Gemini Lakeは広告通りAppllo Lake比で30%前後は速度向上している。
    ※ Braswell前期と後期、Braswell後期とAppllo Lake間での速度向上は平均5%のため、例年換算で6年分くらいまとめて向上している計算。
  • 類似仕様の機種に比べ、ドラクエベンチの値が若干下の模様
  • バッテリーベンチ結果はBBenchで約3時間15分、通常利用の場合ほぼ広告通りの3時間程度となりそう。

動作速度の比較と各種ベンチマーク

とりあえず、起動時の速度といくつかの操作を試した動画を作成しました。
とりあえずまずはこちらをご覧ください。
比較対象が遅いのは私の所有マシンの問題ですので気にしてはいけません。

スピードベンチマーク結果

よく取得されている主なベンチマークを網羅してみました。
だいたいこのくらいあれば、速度面の参考になるんじゃないでしょうか?
希望するベンチマークソフトがあれば、時間がある際取ってみますのでリクエストください。

CINEBENCH R15(CPUのマルチスレッド性能)


  OpenGL:19.55fps(解像度150%時)
  OpenGL:16.48fps(FHD時)
  CPU:192cb(解像度150%時)
  CPU:177cb(FHD時)

ファイナルファンタジーXIV(DirectX 11ベンチマーク)

ウインドウモードで起動した場合のベンチ値

フルスクリーンモードで起動した場合のベンチ値

ドラクエベンチマーク



ちなみに、ドラクエベンチマークの値が低い感じだったので、冗談で解像度やテクスチャなどを目いっぱい落として一番高い値でどのくらいまで行くか試してみました。
あくまで冗談ですので、よく見て勘違いしないようにお願いします。

CrystalDiskMark(ストレージ性能)



Passmark(CPUとビデオカード性能)



GeekBench

OSをまたいでよく使ういろいろな単体アプリの速度を計測してくれるベンチマークソフトです。
詳細を見ていくと非常にページが長くなるので、クリックしてもらうとリンク先に全情報が出るようにしてあります。
詳細を見たい方はそちらをどうぞ。




バッテリーベンチマーク結果

懐かしのBBenchを使って下記条件で計測しました。
バッテリー駆動時間計測時のテスト条件は下記の通り。
  1. 電源プランは「バランス」。
  2. 電源モードは「バッテリー節約機能」オンで20%で「バッテリー節約機能」へ。
  3. 常駐アプリ等は標準状態のまま。
  4. 液晶ディスプレイの明るさを100%に設定。
  5. 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ。
  6. 無線LANとBluetoothはオン。
  7. ボリュームは100%に調整。
  8. 10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化。
    ※ 接続先URLはソフトのデフォルトのままとした。
  9. 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測。
この設定でだいたい3時間1分で残り10%、その後も基本的に同ペースで消耗しました。

キャプチャ画像はベンチ最中のものですが、最終的におよそ3時間15分で消耗しきってます。
BBenchだとバッテリ利用できる時間が長めに出るのが普通ですし、それで3時間15分ならおおよそ前広告通りといっていいでしょう。

ただ、個人的にはこの機種の場合、モバイルバッテリーからの充電も可能なため、多少短くてもさほど問題にならないと思います。
どうせスマホのためにモバイルバッテリーを持ち歩きますし、消費電力も最新スマホより低いくらいですので、PC用と兼用できるものを調達するのはさほど難しくないと思います。
まあ、もちろん、今のところ目算でしかなく、実験しないと何とも言えませんけどね。

各部の排熱状況

本体上のセンサーを確認してくれるソフトを導入し、とりあえず放熱しにくい布団の上でYoutubeの4K動画を2時間ループ視聴してCPU温度を計測してみました。
CPUの4つのコアの温度履歴を見る限り、最大でも72度で安定した状態でした。
100%に張り付くようなJOBについても考えてみたのですが、コンパイルとかエンコードとか、このマシンでやらなさそうなものしか思い浮かばず、まだ試していません。
とにかく、今のところ、通常の使い方くらいでばらしてグリスアップするような作業は必要なさそうです。

ただ、向かって右下にあるCPU周辺部はケース外も割と熱めにはなるので、膝の上だと低温やけどの可能性は出そうですね。
この辺は各自でご注意ください。

あとはM.2 側の発熱ですが、現在の私の通常使用の範囲では、そこまでの発熱は見られませんでした。
用途的に大量のディスクアクセスを伴う作業が少ないことが原因だと思います。
この辺は、ストレージのベンチマークを連続するとか、大量のディスクアクセスを伴う処理を試してみないと有意な差は出ないかもしれませんね。
計測機器も十分にありませんし、この辺は誰かにお願いできると嬉しいかなーと思います。




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