Teclast F5 レビュー:購入から到着まで

結論まとめ
  • T5の魅力はコスパ以外にも8GBメモリとUSB Type-C PDにある
  • 商品の発送開始手続き開始からだいたい3日で到着しました。
  • GearBestさん、値段の下げ方きついです。差額分なんとかして。

今回の機材選択について

 発端は既存サブマシンのAsus x200MAに対してパワー不足を感じたことです。

 x200MAは個人的には大変いいマシンですが、さすがに4年前の機種です。
 このところ、Win10はメジャーアップデートのたびにメモリ使用量が増えていますし、 Chromeや高速化後のFirefox等、メモリのバカ食いを前提にしたアプリも増えてきました。

 気が付くとブラウザがメモリ不足で落ちている、という事が頻発するようになったこともあり、 メモリを4GBから拡張できないx200MAはそろそろ限界じゃないかと思うようになりました。
そういうわけで、調達から4年目にして、代替機を探すことにしたのです。

 まずは、必要なスペックを検討することにしました。
実は私の用途のほとんどはスクリプト言語とブラウザ操作です。
それ以外ではたまーにOffice類の操作と、立つのが面倒な時にメインマシンにリモート接続する位が関の山です。
速度が必要な場合はメインマシンを使用しますし、実はX200MAでもさほど速度に不満は持っていませんでした。

 そのため、下記の条件で探すことにしました。

  • メモリは最低6GB以上、可能なら8GBとする。
    ここは必要条件であるので絶対。
  • CPUは低価格帯でOK、周波数よりマルチコア・マルチスレッドを重視。
    プロセスを乱立させがちな私の使用目的だと、この選択肢の方が有利です。
    上位Celeron(例:N3450やN4100等)ならコスパも良い部類ですので。
  • 電源TAPが日本のコンセントに直接刺さること。
    刺さるよう交換可能ならそれでもOK。
    USB Type-C PD対応であればそれが一番好ましい。
  • 価格は諸小物類を含めて5万円以下で完結すること。
    HDDを換装する場合には+1万5000円まではOKとする。
 探し始めたのは5月末位からでしたが、そのころはまだまだApollo Lake搭載PCの方が情報が多い時期でした。
 Gemini Lakeの実機もまだまだ少なく、値下がり気味のJumper Ezbook 3 Proに魅力を感じていたのを覚えています。 他にも、Mouse の11インチ機なども検討対象でした。
メモリ・HDDの流用が容易なせいだったと思います。

 しかし、CPU世代について調べていたところ、Apollo Lake世代に対して、Gemini Lakeの性能向上幅がかなり大きい事が解りました。
 N4100はPassmark情報の登録がなかなか登場しなかったため、直接の比較はかなり遅くなりました。 しかし、同世代の2コアN4000や4コア4スレのN5000の性能向上が大きかったため、N4100にも期待が持てると感じたのです。

 ただ、問題はメモリでした。
Gemini Lake世代ではDDR4をメインメモリとして採用しています。
このDDR4メモリの売価がかなり上がっており、調達価格から4GB機が主力になるかもしれない、という読みがありました。

 そこで、Apollo Lake世代の値段下落を見ながらGemini Lake機を待つという両掛け方向にしました。
 私が勝手に中華御三家と私が思っているJumper、Teclast、Chuwiの各社からGemini Lake製品が登場までは待つ。
そのうえで各社から4GB機しか出ない場合、Apollo Lake機を購入する、というわけです。

 もとよりメモリ目当てなのですから、CPU性能が多少遅くなってもいいのです。
4GBのGemini Lakeより6GBを積んだApollo Lake機の方が私にはアリなんですから。
なにしろ、Apollo Lakeですら、Passmark換算でx200MAの倍速ですし。

 とはいえ、メモリさえ十分なら多少値が上がったとしてもやっぱりGemini Lakeを選びたいというのも正直なところです。
祈るような気持ちで待ったところ、幸運なことに条件に該当するのが1機種。

こうして今回のTeclast F5の購入に至った、というわけです。

実際の注文から発送・到着まで



 注文と配送の話も書いておきます。

 私の場合、GearBest上での購入手続きは7/22で、$369.99をPayPal払いの円立てで決済にて処理しております。

 ただ、当然ながら実際の商品出荷はずっと遅く、8月14日にやっとロジスティクス側システム上での処理が開始。
8月16日の早朝に深圳から便で商品の発送が開始され、翌17日の11時には入国後、佐川の関西りんくう営業所にて集荷。
最終的に我が家に商品が到着したのが18日午後、というスケジュールとなりました。

 正直、購入タイミングに焦って、スタイラスやケースがおまけにもらえなかったこと。
発送間際になって価格が$329.99へと下がり、私の購入時と比べて4500円ほど差額が出てること。
(マウスとかのどうでもいいおまけは別にいいです。こういうのはもらった方がご愁傷様の事が多いので。)
この2点についてはGearBestさん、どういうことー、と言いたいところですが。

 情報共有の為だけに準備した今のところページランクもないブログで叩いても売れ行き変わるとも思えないですし。
隅っこにちょっとだけ愚痴るだけにします。

 まあ、それもこれも確かに中華製品の醍醐味の1つではありますし。
 あと、到着も数日だけですが早かったので。



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