忙しい人の為の結論
- 情報まとめ
- BIOS起動はESCキー、ブートメニューはF7キー
- PrtScキーは標準で無し。ソフトウエアキーボードでどうぞ。
- Bluetoothについては4.0確定。4.2の判別方法をだれか教えてください。
- 不要ソフトは入ってないが、Fnキーがらみの再割り当てソフトもない。
- タッチパネル・パッドとも指操作分は静電容量方式。
- タッチパネル・パッドともマルチタッチ対応。一般的ジェスチャあり。
- スタイラスはGoodix独自方式でAES,EMR,MPPとの互換性は全くなし。
- ペン後ろのボタンはBluetooth接続の単なるボタンの模様。
- タッチパッドはやや狭いが使い勝手はかなり良い。
本体起動と主要操作
見ての通り、いきなりPCローカルアカウントが作成済み状態でオートログイン状態で起動します。
初期ロットなので、多分、店舗側で動作チェックかなんか行ったんでしょうね。
明らかに初期ロットですからねえ。歩留まり悪くてもおかしくないと思います。
今回は最終的には日本語版をクリーンインストールする予定ですし、ファクトリーリセットもあるので現時点では気にしないことにします。
とりあえず、英語モードのまま各種機能の動作確認を行っていきます。
起動周りのキー操作方法
BIOSの設定項目は異常に多いです。これは後程専用項目を設けますね。
BootSelectMenuは[F7]で行けます。
これもTeclastではいつものキーみたいですね。
ほかに ハードウエアキー として、標準で下記のものが割り当てられています。
Fn + F1: | Mute |
---|---|
Fn + F2: | Sound- |
Fn + F3: | Sound+ |
Fn + F4: | Play/Pause |
Fn + F5: | (Win+S) Windows Searchまたはアプリケーション内では(Ctrl+F) |
Fn + F6: | (Win+K) クイックアクションの「接続」 |
Fn + F7: | (Win+P) クイックアクションの「表示」 |
Fn + F8: | (Win+I) 設定を起動 |
Fn + F9: | Light+ |
Fn + F10: | Light- |
Fn + F11: | AppKey(Mail) |
Fn + F12: | TachPad Off |
また、英語キーボードで使用するうえで、よく使うショートカットも書いておきます。
とはいえ、かな漢キーについては、標準だと複数キー押しと操作が面倒ですので、それが原因でタイプが遅くなるとかもありそうです。
気になる方はソフトでキーを入れ替えたり、別キーで起動するよう支援するのもありかとは思います。
一応、不要なソフトを入れたくない方のために記載はしておきます。
StartMenu: | Ctrl+Esc |
---|---|
Menu Key: | Shift+F10 |
かな漢: | Alt+`(日本語キーボードではかな漢字ボタンがある場所のキー) |
私にとってF5のキーボードについての問題は2点あります。
標準でPrintScreen Keyがないこと、
それから、Asus互換のFn+カーソルキー同時押しでのPageUp/Down/Home/Endキー設定がないことです。
とりあえずPrintScreenはキーボード上からの回避手段がありませんので、アプリ検索からスクリーンキーボードを検索しそこから利用するのがいいでしょう。
それ以外については、この辺は設定カスタマイズの項目で下記の感じに追加割り当てる方法を説明しようと思っています。
Fn + F11: | PrintScreen |
---|---|
Fn + 上: | PageUp |
Fn + 下: | PageDown |
Fn + 左: | Home |
Fn + 右: | End |
デバイスドライバ情報と専用ソフトウエア
BlueToothについては4.0という情報と4.2という情報がありましたが、4.0までは確実でした。 (Microsoft Bluetooth LE Enumeratorありのため)
誰か4.2かどうかの確認方法教えてください。
コントロールパネル内の「プログラムと機能」からの導入アプリケーション確認
見ての通り、変な独自ソフト類は見当たらないようですね。
問題は、キーボード上のFnキー割り当てを変更するソフトもないところですが・・・。
変更したい場合、BIOSとかを深くのぞいてみて無いようならレジストリ漁ってみないとダメかなあ。
タッチスクリーン機能
触ってみた範囲ではマルチタッチ対応で、拡大縮小2本指スクロールなどの普通のジェスチャはだいたい動作しそうです。 この辺は当然ですね。
接点方式は指で操作でき、旧Palmあたりのスタイラスでは操作できないので静電容量方式。
あと、同社から発売されているスタイラスペン「T6」(約3,835円)を使うと1024段階の筆圧検知にも対応するとのこと。
Teclast T6 Active Stylus Pen
https://www.gearbest.com/tablet-accessories/pp_1573017.html?lkid=13051523
ということは、静電容量式のほかにスタイラス用に別の接点方式が用意されているはずです。
ということでデバイス マネージャーでタッチスクリーン・タッチペンについて調べてみたところGoodixのドライバで動作しています。
Goodixのドライバで動作するタッチデバイスはシングルチップでタッチとアクティブスタイラス両方を使えるようになっているコストパフォーマンス重視のものらしいです。
つまりはペン単体としては廉価版独自形式で、筆圧も1024段階固定の模様です。
残念ながらWacomのアクティブ静電結合ペン(AES)や電磁誘導方式ペン(EMR)やMicrosoft Pen(MPP)等とは互換性がありません。
当然、ペンを変更して筆圧感度を上げる等もできないようです。
参考として同社デバイスを使用している機種を探すと、Chuwi Hi13あたりが同ドライバで動作していることがわかりました。
向こうのレビューを参照すると、筆圧感知の精度がやや低く、また物差し等で直線を引いても、斜め方向は直線にならないとのこと。
(素早く引くとある程度回避できる様子ですが、斜め線をゆっくり引くと物差しを使ってもがたがたになるとの事です。)
今回はCPU速度とメモリ量がだいぶ上がっているので、同様の結果になるかは不明ですが、同チップでしょうから過剰な期待はしない方がいいかもですね。
あと、ペンの後ろ側のボタンですが、感圧消しゴムなどではなく、恐らく単なるボタンです。
これはWindows上の「ペンとWindowsInk」の設定項目を見ればわかるのですが、単に独立したボタン扱いで、感圧等の設定項目はありません。
Microsoft Pen方式のBluetoothペンスタイラス等も、本体の通信規格にBluetoothを使うのではなく、単に背面ボタンがBluetooth接続のボタンであるという説明になっています。
10標準のWindows Inkデバイスとして対応させているのでしょうから、おそらく同様の仕様じゃないかと思います。
今回の主目的はPCとしての代替機購入だったため、ペンの現物は購入していませんが、この辺は互換ペンの購入なども含めて人柱になるのも面白そうかもですね。
その他のハードウエア
今のところ、特に曇り、黄ばみなどもなく、変なふくらみやゆがみも特になし。
IPS液晶ですので斜めからもご覧の通りくっきりと表示。
初期状態では設定>ディスプレイ>拡大縮小とレイアウトの拡大設定が150%になっているため、HD解像度に見えますが、100%に設定しなおすとFHD解像度になります。
ただ、液晶サイズだとかなりドットピッチが小さくなるので、フルHD解像度そのままでの使用はよほど目がよくないと厳しそうですね。
個人的にはそのままでも使えそうなのでフルHDのままで使い続けてみようと思います。
スピーカー面はYoutube等で試してみた限り、ノートとしては悪くないものに感じました。
F6 Proなどでもそれなりに評価してた方多かったので、今回もそんなに外れでもないのではないかと。
まあ、この辺は感じる個人差もありますのでご自分でお試しください。
キータイプについては、開封時点でも試しましたが、キーボードの文字抜け等の確認のため、起動後にも一応全キーテストを実施。 特にキー抜け、交差配線などもなく、かすかに引っかかるキー以外については問題なく入力できました。
追従速度や入力ダブりなども無く、私が全力タイプしてみた範囲では特に問題等はなかったです。
タッチパッド側もマルチタッチ対応で、拡大縮小2本指スクロールなどの普通のジェスチャは問題ない様子。
私の場合、x200MAよりやや狭くなるので、使いごこちを気にしていたのですが、思ったより悪くない操作感で、いい感じです。
以前は安いタッチパッドでキータイプ中にカーソルが動いたり誤クリック等が発生したり、といった経験をしたことがある方は多いと思います。
しかし、この機種については今のところそういうことはないようで、中華PCの品質も上がったんだなあと感じます。
表面の質感的にすり減ってきた時が怖いですが、まあBTマウスもありますし、そうなってきたら買い替え時期と考えればいいのかも。
カメラ並びにマイクについてですが、実は私はPC付属のものはほとんど使うことがありません。
そのため、両方とも品質については差し控えさせていただきたいと思います。
とりあえずいくつかのソフトを使用した動作テストのレベルではどれも問題なく動作しました。
しいていうならカメラについては位置が液晶下部なので、映ってくる角度がちょっと不思議に感じたこと。
映り方が見上げ角度になりやすいので女性の場合フェイスラインがきれいに見える、かもしれません。
あと、マイクについては、Web上のFlashによる動作テスト時、やけにハウリングノイズが載ってたこと位でしょうか
ちなみに、マイクの方は録音テスト等ではノイズが載らなかったので多分環境によるものだと思います。
いずれも、私の所感ですので詳しくは各自の環境にてご確認ください。
タブレット・スタンド・テントモードでの動作について
タブレットモードへの切り替えメニューは210度(180度開いた後、逆方向に30度)ほど開くと表示されます。
おそらく物理センサからの入力でスイッチしているものと思います。
スイッチについては後日Linuxをぶっこんで試してみてもいいでしょうね。/proc辺りでセンサ情報が見つかる気がします。
この辺はCPUやSSDからの発熱状況を見てSSDの買い替えも検討しているので、差し替え時に検証を考えましょうかね。
なお、タブレットモード時(スタンド・テント形状時も)にはスマホのように縦横の自動回転が起きます。
また、キーボード並びにタッチパッドもタブレットモード時には自動的に無効化されます。
このへんはF6 Proもそうだったようですので、正常進化といえるでしょうね。
ちなみに、タブレットモードでも側面の電源ボタン、音量ボタンは特に変更なく使用できます。
したがって、誤って押してしまう件は回避できなさそうです。 ご注意あれ。
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判別方法分かっていないですが、Bluetooth Version finder ってツールでみたら Bluetooth 4.2って出ました。
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